インフルエンサーギフティング

インフルエンサーギフティングは自社でもできる?10名の投稿を確保するために必要な打診人数と実務工数

「ギフティングは商品を送るだけだから、まずは自社で試してみたい」——そう考えて着手したものの、思ったより時間がかかり、途中で担当者の工数が尽きてしまう、というケースは少なくありません。無償で商品を送るだけのシンプルな施策に見えて、実際には候補者のリストアップから発送調整、投稿確認まで、地道なやり取りの積み重ねが必要になるためです。

結論から言えば、ギフティングで10名程度の投稿を確保しようとする場合、実際には20〜50名程度への打診が必要になることが多く、そのうち返信があった十数名〜20名程度と条件確認・発送調整・投稿確認のやり取りを行うことになります。本記事では、この実務工数の実態と、投稿確約の考え方、費用感、そしてどのような商材にギフティングが向いているのかを整理します。

ギフティングの基本的な仕組みや費用感はインフルエンサーギフティングとは?費用を抑えてUGCを増やす始め方と失敗しない設計のポイントで解説しています。

なぜギフティングは「思ったより工数がかかる」のか

ギフティングは「商品を送って投稿してもらう」というシンプルな仕組みに見えますが、実際に一定数の投稿を確保しようとすると、その手前に地道な打診プロセスが存在します。声をかけたインフルエンサー全員が承諾してくれるわけではなく、条件が合わない、スケジュールが合わない、そもそも返信が来ないというケースも多いためです。

確保したい投稿数の目安 打診が必要な人数の目安 やり取りが発生する人数の目安
5名 10〜25名程度 5〜10名程度
10名 20〜50名程度 10〜20名程度
20名 40〜100名程度 20〜40名程度

POINT

打診・やり取りの手前には、さらにその数倍規模のインフルエンサーのリストアップが必要になります。10名の投稿を目指す場合、事前に50名以上の候補者を洗い出しておくことが実務上の目安になります。

やり取りの中身は「条件確認・発送調整・投稿確認」の3段階

返信があったインフルエンサーとは、投稿条件のすり合わせ、住所や発送方法の確認、実際の投稿内容・投稿時期の確認という3段階のやり取りが発生します。件数自体は10〜20名程度でも、1件ずつ丁寧に進める必要があるため、担当者一人が他業務と兼務しながら対応するにはまとまった時間が必要になります。ギフティングの代行会社が必要とされる背景には、この工数の大きさがあります。

投稿は確約されるのか、それとも運任せなのか

ギフティングというと「投稿してもらえるかどうかは運次第」というイメージを持たれることもありますが、実態はやや異なります。タイアップのように投稿内容・本数・時期まで確約する施策ではありませんが、業界水準として、事前にインフルエンサーを確認・選定したうえで送付するギフティングでは、一般的に9割〜9割5分程度は投稿が行われます。

罠1:投稿されないケースをゼロだと思い込む

フォロワー5,000〜1万人規模の層では、体感として30人中1〜2人程度は投稿に至らないケースがあります。
対策:送付前の人選の精度を高めるとともに、一定数は投稿に至らない可能性を見込んだ人数設計をしておきましょう。

ギフティングは「送れば必ず投稿される」施策ではなく、「事前の選定と打診の積み重ねによって、高い確率で投稿につながる」施策である——この前提を押さえておくことが、社内での期待値調整にもつながります。

費用の考え方——月額運用費と投稿成果報酬の組み合わせ

ギフティングの費用体系は、インフルエンサーへの声かけ・ディレクション・投稿管理などの工数費用にあたる月額運用費(目安15万円/税抜)に、実際に投稿が発生した人数分の投稿成果報酬(1件あたり1万5千円〜2万円程度が目安。送付人数・条件により見積もり)を組み合わせる形が一般的です。自社で内製する場合、この工数を担当者の人件費として負担することになるため、件数が増えるほど「見えない工数コスト」が積み上がっていく点には注意が必要です。

ギフティングが向いている商材・慎重な検討が必要な商材

ギフティングは、商品単価が高い商材ほど効果を発揮しやすい施策です。フォロワー5,000〜1万人規模のインフルエンサーは、まだ十分にマネタイズできていないことも多く、高単価な商品自体が投稿への強いモチベーションになりやすいためです。また、商品認知度がもともと高いブランドや、通常のタイアップでフォロワー単価(1フォロワーあたり3〜4円など)が高騰しているカテゴリの企業にとっては、コストを抑えてUGCを増やす手段として有効性が高い施策といえます。

罠2:商品認知度・単価が低いまま一律に導入してしまう

商品認知度や単価が低いメーカーの場合、ギフティング単体では投稿へのモチベーションを引き出しにくく、期待した効果が出ないことがあります。
対策:自社の商材特性を踏まえ、タイアップとの組み合わせも含めて個別に設計を検討しましょう。

ALAWAYが選ばれる理由

ALAWAYでは、子育て・ママ層を中心とした3,000名以上のインフルエンサーネットワークに加え、AI関連の情報発信やガジェット紹介、エンジニアとしての情報発信、パソコン活用術など、ビジネス・実用ジャンルに強いインフルエンサーネットワークも保有しています。この幅広いネットワークをもとに、打診対象のリストアップから条件交渉、発送調整、投稿確認までを代行し、担当者の実務負担を抑えながら投稿確保につなげます。

また、インフルエンサーの選定から企画設計、効果測定までをワンストップで支援できる点に加え、SNSアカウントそのものの運用代行や、投稿と連動した映像制作にも対応しており、ギフティング単体にとどまらない継続的なSNS戦略の相談が可能です。

よくある質問(FAQ)

ギフティングは自社だけで完結できますか?

小規模であれば可能ですが、10名規模の投稿を確保しようとすると、20〜50名への打診と10〜20名とのやり取りが発生するため、担当者の工数負担が大きくなりやすい点に注意が必要です。

投稿してもらえなかった場合はどうなりますか?

業界水準として投稿率は9割〜9割5分程度ですが、フォロワー規模によっては投稿に至らないケースもあります。事前の人選精度を高めることで、こうしたケースを抑えやすくなります。

ギフティングでもPR表記は必要ですか?

企業からの依頼に基づく投稿である以上、ハッシュタグPRなどのPR表記は必要です。言葉選びやトーンはインフルエンサーの裁量に委ねつつ、PR表記や訴求してほしいポイント、指定ハッシュタグは企業側で指定します。

どのくらいの規模の企業に向いていますか?

商品単価が高い商材や、もともと認知度の高いブランド、通常のタイアップでフォロワー単価が高騰しているカテゴリの企業に特に向いています。商品単価・認知度が低い場合は個別に設計をご相談ください。

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YouTuber・TikToker・Instagramerのネットワークを活かした施策設計から、SNSアカウント運用、映像制作まで一気通貫で伴走します。

中村洋司

この記事の執筆者

中村洋司

株式会社ALAWAY 代表取締役

1992年生まれ、埼玉県出身。2015年日本体育大学卒業後、株式会社アイトリガーでデジタルマーケティングに従事。2019年株式会社VAZでインフルエンサー・SNSマーケティングの営業マネージャーとして活躍。2024年6月に株式会社ALAWAYを設立し代表取締役に就任。SNSマーケティング歴7年以上、ナショナルクライアント多数のキャスティング・キャンペーンを担当。