ビジネスインフルエンサー

ビジネス系インフルエンサーは採用広報にも使える?エンジニア採用・母集団形成に効く起用のポイント

ビジネス系インフルエンサーとのタイアップは、商品・サービスの販促だけでなく、エンジニア採用や母集団形成といった採用広報の場面でも活用できます。特にAI関連サービス・SaaS・業務効率化ツールを扱う企業がエンジニア採用に苦戦している場合、AI活用系・ガジェット紹介系・エンジニアとしての情報発信をしているインフルエンサーに自社の開発文化や技術的な取り組みを紹介してもらうタイアップは、通常の求人広告よりも「働く人・チームの雰囲気」が伝わりやすく、応募に至る前の潜在層との接点づくりとして有効な選択肢になり得ます。

「求人媒体に掲載しても応募が集まらない」「スカウト経由の母集団形成に限界を感じている」「採用ピッチだけでは技術力や社風が伝わらない」——こうした悩みを抱えるHR担当者・経営層は少なくありません。マーケティング目的で語られることが多いインフルエンサータイアップですが、実は採用広報という切り口でも十分に検討する価値があります。

ビジネス系インフルエンサーがなぜ有効なのかという前提はBtoB商材のSNSプロモーションになぜビジネス系インフルエンサーが有効なのか?起用のメリットと進め方で詳しく解説しています。

なぜ今、採用広報にビジネス系インフルエンサーなのか

エンジニア採用市場は売り手優位の状態が続いており、求人媒体への掲載やスカウト送信だけでは母集団が広がりにくくなっています。候補者の多くは転職を具体的に検討する前の段階で、SNS上のAI活用系・ガジェット紹介系・エンジニア発信系のアカウントを日常的にフォローしており、こうした場に自然な形で企業の情報が流れてくることは、求人広告よりも警戒心なく受け取られやすい傾向があります。

POINT

採用広報目的のタイアップは、今すぐ転職したい層ではなく「まだ転職を考えていない潜在層」に接点を作ることが主な狙いです。応募数のような直接指標だけでなく、認知・興味形成の指標もあわせて設計する必要があります。

商品PRのタイアップと、採用広報のタイアップは設計が異なる

同じ「ビジネス系インフルエンサーとのタイアップ」でも、目的が商品PRか採用広報かによって、起用するインフルエンサーのタイプや投稿内容、追うべき指標は大きく変わります。

比較項目 商品PR目的のタイアップ 採用広報目的のタイアップ
主な目的 サービスの認知拡大・導入検討の後押し 候補者の潜在層形成・企業への好意醸成
起用しやすいインフルエンサー SaaS・業務効率化ツールを紹介するビジネス系アカウント エンジニアとしての発信・技術解説・パソコン活用術系のアカウント
投稿内容の重心 サービスの機能・導入メリット 開発文化・働き方・技術的な取り組み
主に見る指標 クリック数、資料請求・問い合わせ数 採用ページの閲覧数、エントリー数、認知度の変化
投稿費用の考え方 フォロワー数・案件内容に応じた投稿費用 フォロワー数・案件内容に応じた投稿費用(考え方は商品PRと同水準)

採用広報に向くインフルエンサーのタイプ

技術発信系インフルエンサー

自身の実務経験に基づいてプログラミングや開発手法、AIツールの活用術を発信しているインフルエンサーは、候補者となるエンジニア層からの信頼が厚く、紹介してもらった企業に対しても「現場感のある会社」という印象を持たれやすくなります。

AI・ガジェット紹介系インフルエンサー

AI関連サービスやガジェットのレビューを行っているインフルエンサーは、テクノロジーに関心の高い層に広くリーチできるため、AIエージェントやAIツールを開発している企業の技術広報と相性が良い傾向があります。

採用広報のタイアップで大切なのは「求人であることを隠さず、それでも読みたくなる内容にする」ことです。

よくある失敗の罠

罠1:単なる会社紹介で終わり、候補者に響かない

「〇〇社は△△を開発しています」という紹介だけで終わる投稿は、通常の企業サイトと変わらず、候補者の記憶に残りにくいものです。
対策:インフルエンサー自身が実際に開発現場やツールに触れた体験談として語ってもらう構成にすることで、第三者視点の説得力が生まれます。

罠2:フォロワー数だけで選び、読者属性を確認しない

フォロワー数が多くても、読者の大半がエンジニア以外の層であれば、採用広報としての効果は限定的です。
対策:フォロワー数だけでなく、コメント欄の職種傾向や過去の技術系投稿への反応を事前に確認したうえで起用を判断することが重要です。

投稿費用の目安と進め方

採用広報目的であっても、投稿費用の考え方自体は通常の商品タイアップと大きく変わりません。フォロワー数・想定リーチ・投稿本数などの条件に応じて、フォロワー数・案件内容に応じた投稿費用を個別に見積もる形になるケースが多く、採用広報だからといって特別に高額・低額になるわけではありません。予算感を先に固めるよりも、まずは自社が伝えたい技術的な強み・開発文化のうち何を切り口にするかを整理し、それに合ったインフルエンサーを選定するところから始めるのが現実的です。

ALAWAYが選ばれる理由

採用広報目的のインフルエンサータイアップは、通常の商品PRとは起用すべきインフルエンサーのタイプも、評価すべき指標も異なるため、マーケティング視点だけでもHR視点だけでも設計が難しい施策です。ALAWAYでは、AI関連の情報発信・ガジェット紹介・エンジニアとしての情報発信・パソコン活用術など、ビジネス・実用ジャンルに強いインフルエンサーネットワークを保有しており、技術的な信頼性を伴った発信ができるインフルエンサーの選定から、投稿内容の企画、効果測定まで一貫して支援できる体制を整えています。「マーケティング予算で採用広報を強化したい」「HR担当者だけでは適切なインフルエンサーの見極めが難しい」といったご相談にも、企画段階から伴走いたします。

よくある質問(FAQ)

採用広報目的のインフルエンサータイアップは、通常の商品タイアップと費用感が違いますか?

投稿費用の考え方自体は商品タイアップと同水準です。フォロワー数・投稿内容・本数などの条件によって個別に見積もりが変わるため、採用広報だからといって特別な料金体系があるわけではありません。

求人であることを隠して投稿してもらうことはできますか?

企業からの依頼に基づく投稿である以上、ステルスマーケティング規制の観点からPR表記は必須です。一般的な留意点として、法令の詳細は専門家にも確認しながら進めることをおすすめします。

効果測定はどのような指標を見ればよいですか?

応募数やエントリー数に加えて、採用ページやカジュアル面談への流入数、SNS上での言及・反応といった認知段階の指標もあわせて見ることで、潜在層への効果を把握しやすくなります。

小規模なスタートアップでも実施できますか?

実施は可能です。むしろ知名度で大企業に劣る場合こそ、技術的な強みや開発文化を第三者の言葉で伝えられるインフルエンサータイアップが、採用ブランディングの手段として有効に働くケースがあります。

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YouTuber・TikToker・Instagramerのネットワークを活かした施策設計から、SNSアカウント運用、映像制作まで一気通貫で伴走します。

中村洋司

この記事の執筆者

中村洋司

株式会社ALAWAY 代表取締役

1992年生まれ、埼玉県出身。2015年日本体育大学卒業後、株式会社アイトリガーでデジタルマーケティングに従事。2019年株式会社VAZでインフルエンサー・SNSマーケティングの営業マネージャーとして活躍。2024年6月に株式会社ALAWAYを設立し代表取締役に就任。SNSマーケティング歴7年以上、ナショナルクライアント多数のキャスティング・キャンペーンを担当。